| 市川雷蔵・眠狂四郎 |
![]() 得意の 円月殺法 |
市川雷蔵と云えば眠狂四郎、眠狂四郎と云えば市川雷蔵。 若くして世を去った大映の大スター市川雷蔵は、多くの作品を残したが、一番のはまり役がこの眠狂四郎である。 1962年に007シリーズ第1作・007は殺しの番号(ドクター・ノオ)が公開され人気を博した翌年の1963年に日本映画に時代劇版007が登場する事になる。 それが市川雷蔵版眠狂四郎シリーズである。 007と同じく、魅力ある見せ場をつないで製作されており、個性的な敵役や毎回替わる狂四郎ガールが華を添えている。 市川雷蔵の絶大な人気に支えられて始まった作品は、忍者・武芸者などが多数登場して対決する子供ヒーローの作りと大人向けのエロチシズムで大人気を博し、市川雷蔵が他界するまでに12作製作され、外国へも輸出されて今でも世界のファンに支持されている。 その後、主役を代えて映画版・TV版が製作されているが、市川雷蔵の眠狂四郎には迫れず人気作にならなかったのは残念である。 007が主役を代えて今でも製作されており、是非とも日本映画界が一つになって眠狂四郎シリーズを復活させて欲しいモノである。 年に1作の製作で世界上映して、時代劇の面白さや日本映画界の凄さを世界に知らしめて欲しいモノである。 |
| お薦め作品: これから観られる方には、第2作・勝負がお薦め。 対決シーン満載で他の作品も観たくなる。 市川雷蔵ファンには、第1作から観る事を薦める。雷蔵のニヒルさが魅力。 |
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| 時代劇版007 市川雷蔵・眠狂四郎 全12作 |
| No. | タイトル | 公開年 | 敵・相手 | 美女・敵女 | あらすじ・見どころ | |
| 第1作 | 殺法帖 | 1963年 11/2 |
陳孫(若山富三郎) 根来龍雲(木村玄) 伊賀者 加賀藩士 前田宰相(沢村宗之助) 銭屋(伊達三郎) |
千佐(中村玉緒) 歌吉(扇町景子) 文字若(真城千都世) 美代(美吉かほる) |
加賀藩の密貿易に利用され処分された銭屋とその仲間・陳孫が加賀藩宰相への復讐を狙う。 これに巻込まれる狂四郎は江戸から加賀へ向かう。 | |
| 第2作 | 勝負 | 1964年 1/9 |
榊原佐平次 増子紋之助(成田純一郎) 榊原喜平太(五味龍太郎) 神崎三郎次 海老名良範(戸田晧久) 白鳥主膳の配下 |
采女(藤村志保) 高姫(久保菜穂子) つや(高田美和) |
愛宕神社で知合った勘定奉行の朝比奈の警護を買って出る狂四郎。 朝比奈の抹殺を計画する高姫側は五人の剣客を狂四郎に当てる。 狂四郎と剣客たちの決闘が見物。 | |
| 第3作 | 円月斬り | 1964年 5/23 |
寄居勘兵衛(植村謙二郎) むささび伴蔵(伊達三郎) 山崎屋の刺客 片桐高之の配下 片桐高之(成田純一郎) |
小波(東 京子) おきた(浜田ゆう子) おてつ(毛利郁子) お花(美吉かほる) |
次期将軍の座を狙う将軍家斉の庶子・片桐高之は、名刀集めを好み、老人を試し斬りにした。 その場に通りかかった狂四郎は、老人の息子たちから誤解をうけ、高之たちからも狙われることに。 | |
| 第4作 | 女妖剣 | 1964年 10/17 |
陳孫(若山富三郎) 武部光源(中谷一郎) 菊姫の配下 備前屋の手先 下曽我典馬(浜田雄史) 備前屋(稲葉義男) |
小鈴(藤村志保) 菊姫(毛利郁子) 志摩(久保菜穂子) お仙(春川ますみ) 巫女(根岸明美) |
浜町河岸にアヘン中毒にされた裸女の死体があがる。 身元は大奥の者で、将軍の娘・菊姫に殺されたのだ。 アヘンを大奥に流している備前屋は、キリシタン情報を老中に与えて密輸を黙認させていた。 隠れキリシタンの鳥蔵より、狂四郎と血縁にある志摩を助けてほしいと依頼され、浜松へ向かう狂四郎を備前屋と菊姫の刺客が襲う。 |
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| 第5作 | 炎情剣 | 1965年 1/13 |
貝塚紋之助(伊達三郎) 鳥井余七郎(木村玄) 加倉井耀蔵(上野山功一) 跡部将監の配下 鳴海屋(西村晃) 跡部将監(安部徹) |
ぬい(中村玉緒) かよ(姿美千子) 小笹(小桜純子) おりょう(中原早苗) |
狂四郎は、夫の仇討ちという、ぬいの助太刀をして浪人を斬った。が、実はぬいは跡部の配下であり、鳴海屋が狂四郎を仲間に引込もうとする。 鳴海屋は、藤堂家江戸家老・跡部と手を結び、鳥羽水軍の財宝を分け合っていた。 狂四郎は、鳥羽水軍の末裔に肩入れし、跡部と対することに。 |
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| 第6作 | 魔性剣 | 1965年 5/1 |
紋部三郎太(五味龍太郎) 岩代藩士 赤石群兵衛(北城寿太郎) |
お糸(明星雅子) おりん(嵯峨三智子) お艶(長谷川待子) 佐絵(穂高のり子) 青華院(若松和子) |
ある事から、岩代藩主の隠し子・鶴松を守ろうとする狂四郎。 世継ぎができないため、岩代藩は鶴松を連れ帰そうとして狂四郎と争うことに。 毒蛇使いの女、妖艶な尼僧、黒ミサ、時限爆破するロウソクなど見所多し。 |
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| 第7作 | 多情剣 | 1966年 3/12 |
武州疾風組 赤松勘兵衛(五味龍太郎) 下曽我典馬(中谷一郎) 檜喜平太 |
菊姫(毛利郁子) おひさ(水谷良重) みね(香山恵子) はる(田村寿子) |
岡場所へ呼出された狂四郎を、復讐に燃える菊姫(第4作)の命を受けた武州疾風組の一団が襲う。 この後も、菊姫の刺客が襲いかかり、最後はカラクリ屋敷での対決へ。 |
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| 第8作 | 無頼剣 | 1966年 11/9 |
愛染(天知茂) 愛染一味 玄心一党 日下部玄心(遠藤辰雄) |
勝美(藤村志保) 曾代(三木本賀代) |
大塩平八郎の残党の愛染から、大塩の息子・格之助と間違われた狂四郎。 愛染らは、老中水野の命と江戸を火の海にする計画をたてていた。 狂四郎は江戸を火の海から救うために立ち上がる。 狂四郎と愛染が、共に円月殺法で対決するクライマックス |
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| 第9作 | 無頼控 魔性の肌 |
1967年 7/15 |
大沼伊織 黒指党一味 朝比奈修理亮(金子信雄) 巴屋太郎兵衛 三枝右近(成田三樹夫) |
ちさ(鰐淵晴子) おえん(久保菜穂子) お千代(三木本賀代) |
京都の公卿に送られる天草四郎ゆかりの黄金のマリア像の護送を奉行から依頼された狂四郎。 この像を奪い返そうと、島原の乱の残党・黒指党が次々と襲いかかる。 床下に潜む夫に狂四郎を殺させようと体を与える妻、毒湯の湯治場に誘う女など。 |
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| 第10作 | 女地獄 | 1968年 1/13 |
成瀬辰馬(田村高廣) 野々宮甚内(伊藤雄之助) 稲田の家臣・刺客 堀の家臣 堀采女正(小沢栄太郎) 稲田外記(安部徹) |
小夜姫(高田美和) お園(水谷良重) しのぶ(渚まゆみ) 杉江(三木本賀代) 盲女(しめぎしがこ) |
旅の途中、斬られて息を引き取る寸前の侍より手絡を受取る狂四郎。 この手絡に、重要な情報が隠されていたため、抗争を続ける佐伯藩国家老・堀と城代家老・稲田の権力争いに巻込まれていく。 稲田派の剣客・成瀬、堀派の浪人・野々宮と狂四郎の絡み。 |
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| 第11作 | 人肌蜘蛛 | 1968年 5/1 |
紫の配下 土門の配下 土門家武(川津祐介) 都田一閑(渡辺文雄) |
紫(緑魔子) 須磨(三条魔子) |
母の墓参に甲府へ出かけた狂四郎。 その地には、権力をカサにきて悪虐の限りをつくす土門家武・紫の兄妹がいた。 狂四郎と異常者集団の戦いが始まる。 |
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| 第12作 | 悪女狩り | 1969年 1/11 |
川口周馬(江原真二郎) 錦小路の刺客 板倉将監(小池朝雄) |
小夜(藤村志保) 錦小路(久保菜穂子) お菊(朝丘雪路) お千代(松尾嘉代) 幾野(長谷川待子) 茜(吉田日出子) |
江戸城大奥では権力争いが繰り広げられており、大目付と組む錦小路は不都合な幕府要人を次々にニセ狂四郎を使い暗殺。 狂四郎が動き出し、本物とニセ者が円月殺法で対決。 | |